通貨

【通貨を知る】日本円

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まずは、われらが日本円からさくっといきたいと思います。
hinomaru
















日本の通貨、日本円は世界における取引額第三位で米ドル、ユーロと共に世界三大通貨と言われています。

そう考えると、ちょっと誇らしいのは僕だけでしょうか。笑


 
日本円は、世界でも指折りの低金利通貨としても知られ、金利差で利鞘を稼ぐキャリートレードで頻繁に売られます。(日本円を売って、高金利通貨(例えば豪ドル、ポンドなど)を買います。)



ドル円が日本の経済状況を基に変動することはあまりありません。

強いて言えば日銀の為替介入でしょうか。
 
為替介入とは、日本の中央銀行である日本銀行が行う為替変動の是正のことです。

これによって大きく相場が動くことはありますが、頻度は多くなく、日銀の意図する方向への動きが継続することもあまりありません。

日銀の介入はへたくそ。

と言う声も聞かれます・・・。


 
ただ、複数か国の通貨当局が協力して行う協調介入では、効果も大きくその方向に動きが継続する可能性も高まるといわれています。

 

ドル円は、米ドルとの相対的な評価で動きますので、結局のところ、アメリカの経済状況でいかようにも動くわけです。

 
今でこそアベノミクスで日本の経済が上向いてきたと言われていますが、それまでの日本経済と言えば、どん底とも言えるほど冷え切っていたわけです。
 
そんな中、2011年には日本円が史上最高値を更新し、75円台まで買われました。

 

日本経済が不調でも円が買われる要因として、一つはアメリカ経済の混迷が挙げられます。

2008年のリーマンショックから景気低迷を抜け出せずにいたアメリカ経済から端を発する世界的な経済の混乱を警戒して、円が買われたという見解が一般的です。
(一般人が手にできる情報というのは、表層に過ぎず、為替変動の真相を突き止めることは非常に困難であるというのが僕の見解です。)



日本は世界的に見て、経済や治安、財政の面で非常に安定していると評価され、安全資産や避難通貨などと言われています。

ですから、世界的に不安要素が取り沙汰されて守りに入りたいようなときには、安全資産と言われる日本円が買われる傾向があります。



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【通貨を知る】米ドル

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世界経済の中心はアメリカです。
星条旗











諸問題で欠陥を世界に露呈する形になったアメリカですが、その地位は未だ揺らがず、注目度は間違いなくNo.1です。

ですから、FXでも米ドルの取引量が最も多く、米ドルの行方を追うことが勝率の高いトレードを行う上でも、重要になります。


世界各国の外貨準備、外為市場での取引高など、世界に流通している通貨量では、圧倒的です。

貿易等の実需面においても、米ドルなくしては成り立ちません。

当然、FXにおいても、9割近くも米ドルが絡んでいます。


ドル円やユーロドル、ポンドドル、ドルフランなどのドルストレートだけでなく、

ポンド円やユーロ円もドルを介して相対的な価値が算出されます。


例えば、ドル円はドルと円の関係の中で相対的な価値を決めていますが、

ポンド円のような、一見ドルを介さないように見える通貨ペアも、一度ドルを介して

お互いの価値が決まります。


例えば、
現在ドル円のレートが1ドル102円だとします。

ポンドドルが1ポンド1.68000ドル。

この場合、ポンド円の価格は、

102×1.68000=約171.36となり、

1ポンド171.36円という価格が決まります。


つまり、ポンドと円の直接的な交換はできず、

必ずドルの価格に影響を受けるのです。


これは、チャートを読むうえでも必要な知識になりますので、覚えておくと良いかと思います。

尚、その他クロス円(ユーロ円、豪ドル、フラン円、NZドル円等)も同じようにドルを介して計算されます。

ただ、ドルフランや、ドルCADのように、ドルが先にくる通貨ペアとそのクロス円では、割り算になります。

例えば、

ドルフランが1ドル0.89000フラン
ドル円が1ドル102円だとすると、

だとすると、
102÷0.89000=約114.60
となり、
1フラン114.60ということになります。 

慣れれば大丈夫です、すぐにできます。

 


アメリカ経済を語る上で、欠かせないのが、FOMCです。

米FOMC(Federal Open Market Committee)すなわち連邦公開市場委員会とは、
日本の日銀金融政策決定会合やEUのECB政策理事会にあたるもので、
米国の金融政策を決定する会合のことです。


この委員会は、年に8回(基本的に6週間毎の火曜日)開催されます。

そこでは、ニューヨーク、アトランタ、フィラデルフィアなど12の米地区連銀から報告される景況報告(ベージュブック)をベースに議論され、
マネーサプライの調整や金利・為替レートの誘導などの方針が決定されます。

そして、その開催3週間後にFOMC議事録が公表されることになっています。

メンバー構成は、FRBの理事7名、NY連銀総裁1名、地区連銀総裁4名(各地区の持ち回り)の合計12名となっており、FOMC(連邦公開市場委員会)の議長はFRB議長が担当し、副議長はNY連銀総裁が担当します。


FRBは、The Federal Reserve Boardの略で、連邦準備(制度)理事会と訳されます。これも非常に注目度の高い組織です。

日本の日本銀行やEUのECB/欧州中央銀行と同じ機能を持つ、米国の金融政策における最高意志決定機関です。

FRBの最高責任者であるFRB議長は、大統領の指名→上院議会の承認というプロセスを経て選任され、2014年2月から、ジャネット・イエレン氏が議長に就任しました。



FOMCの政策金利の発表やFRB議長の発言は、世界的に注目され、その前後には価格が大きく動きますので、スケジュールをチェックしておくと良いと思います。



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【新シリーズ】通貨を知る。

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追いかけているドルフランが今のところ順調です。

以前の記事、青い仮想足の動きに入ってきました。

心配していた、サポートのゾーンも、抜けてきています。

是非、損切後にエントリーする。と、今のドルフランのチャートを見比べてみてください。




今回僕はフランを追いかけましたが、初心者の方はどの通貨がどの国のものなのかを知らない方も多いかと思います。

また、どんな特徴があって、気を付けるべきことはなにかもわからず、知らないうちに損失を被っている可能性も否定できないのではないでしょうか。


僕のトレードは、 基本的にプライスアクションを基にしたテクニカルですが、まったく経済的な知識を無視しているわけではありません。



個人的かつ長期的なプランでは、資金を貯めて、大学院にでも入って経済の勉強をしようかと考えているくらいです。


経済に興味があるし、それを知らない人たちにもっと知ってもらいたいという気持ちがあります。


欧米に比べて金融リテラシーの低さは群を抜く日本ですからね。

やられっぱなしでは悔しいですよね。


何か教育的な観点からも、経済的な知識や知恵を身に着ける術があっても良いと思うのです。
そういう教育課程を設定することができれば、日本人の【お金】に対する意識やそれに伴う行動も変わってくるのではないでしょうか。


このブログも、その小さな第一歩になればと思っている次第です。


超長期的な目標ではありますが。





ということで、メジャー通貨の特徴を記事にしていきたいと思います。

FXの基礎知識として、カテゴリ分けしていますから、

FXを始めたばかりという方や、興味があるという方は、左サイドバーから同カテゴリの他シリーズも併せてご覧ください。 



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